シンナー臭撃退!美味しいぬか床へ完全復活♪

前回のぬか床投稿から約1週間ほどで、完全にシンナー臭を撃退することができました~。
(前回の投稿はこちら)
シンナー臭を撃退するために私が行ったことです。
1. 塩分が足りなかった → 塩をプラス
かなりしょっぱいくらい入れました。
2.ぬか床が硬かった(水分が足りない) → 野菜の捨て漬け
シンナー臭が強いのと塩分がしょっぱすぎてとてもじゃないけど野菜は食べれません。捨て漬けです。
野菜の水分が出て、ぬか床が柔らかくなります。
3.冷蔵保存 → 常温保存へ
今の時期まだそこまで気温は高くないのですが、冷蔵保存していたぬか床を常温へ。
常温に戻したことで乳酸菌の働きが活性?!
4.1日に1~2回混ぜていた → 混ぜる回数を3~4回に増やす
前回の投稿でも書きましたが、シンナー臭はぬか床の中で発生する菌(産膜酵母)が原因。
この菌は、酸素を好むためぬか床の上部にいます。
一方乳酸菌は、酸素を嫌うため、ぬか床内部または底部にいます。
なので混ぜ方にも工夫があります。
上部と底部を返すように混ぜる事!
5.ぬか床を混ぜた後は、空気を押すようにしておく
産膜酵母の働きを弱め、乳酸菌優位の状態に戻すため。
(↑こんな感じに押す)
6.上記を3日ほど続けていたら、本来のぬか床の香りを取り戻してきた → 新しいぬかを投入
新しいぬかを足すことで、さらに乳酸菌優位の環境を作るため。
新しいぬか床を足すときは、ぬか床を作るときの手順と一緒です。
一般的にぬかを煎ってから使用することが多いようですが、私は生のままのぬかに同量の湯冷ましを入れ、ぬかに対して13%の塩、昆布の粉(適当でした^^;)を入れました。これを良く混ぜてからぬか床に足しました。
唐辛子や和がらし粉を足すのもいいかも?!
7.再度上記のように混ぜる → 3日程で完全にシンナー臭が消え、本来のぬか床の香りに復活!
その後は、塩分を調整しながら野菜を漬けて頂いています^^
(ぬか漬け、意外にも子供たちも好きみたい☆)
ぬかの状態は、その時それぞれ。
水分過多の場合は、生の大豆などを入れると水分調整と臭い摂りに効き目があるようです。
今回の場合、ぬか床を冷蔵から常温に戻したことと、上部と底部を返すように混ぜるということ、まぜる回数を増やすということが良かったように思います。
是非、参考にしてみてくださいね。