
「秋なすは嫁に食わすな!」
と言われるほど、今の季節美味しい茄子。
”嫁に食べさせたくないほど、美味しい”
=いじわる。
という解釈と、
“茄子は身体を冷やす野菜のため、
子供を授かって欲しいお嫁さんの身体を気遣う”
=お姑さんの優しさ
という二つの解釈があるんですよ。
(みなさんご存知かもですが^^;)
ちなみに、茄子に限らず、夏の野菜は身体を冷やす食材が多いです。
なので、冷え症の人などは工夫して頂くといいですね☆
(これがいい!と聞いたから。と
1つの食材ばかり意識して頂くのでなく、何事もバランス。
妊婦さんも冷え症の人も極端に食べ過ぎなければ、大丈夫☆
神経質になりすぎないこと!ですよね。)
今日は久しぶりにFarmer’s Marketに出かけたため、
ちょっと珍しいイタリア茄子(ゼブラ茄子)を購入。
この茄子は、
ステーキにすると美味しいのだとか♡
(見事な茄子ですよね。)
実は、茄子って美肌食材なんですよ☆
茄子は、水分が90%以上でビタミンやミネラルは少ない野菜なんですが、
茄子の紫色の皮には、ポリフェノールの一種「ナスニン」
が含まれています。
この「ナスニン」が抗酸化作用に優れ、
肌のしみ・そばかす、シワなどの肌の老化やガン予防に効果的
と言われています。
また、茄子のアクに含まれている「クロロゲン酸」も
ポリフェノールの一種。
この「ナスニン」と「クロロゲン酸」両方とも
水に溶けやすい性質のため、長時間水に浸しておくのは厳禁!!
(茄子のアクぬきをしたい場合のおススメ方法はこちら↓)
①調理しやすい状態に(大き目に)切る。
キッチンペーパーを敷く。その上に切った茄子をのせる。
↓
③5分ほどすると、茄子から水分が出てきます。
それをキッチンペーパーなどでていねいにふき取ります。
(水分が見えます?!)
この茄子から出てきた水分を拭き取れば、
水に浸さずともアク抜きができ、美味しく頂けます。
アク抜きは、必ずしも必要という訳ではありませんが、
(食養料理で灰汁抜き不要と教わる場合もあります。)
『仕上がりの美しさを大切にする料理の時』
『えぐみや渋みを感じたくない時』
など、
やっぱりひと手間かけると美味しいのです(笑)
そもそもどうして、アク抜きをするかというと、
アク=毒
植物が外敵から自分の身を守るために、
持っている「毒」の一種が「アク」なのです。
なので、
小さい子供は自然と
苦みや渋みのあるものは好まず、
甘い味(母乳を連想させる=安全)を好んで食べますよね。
『生きるための本能。』
と少し話がそれてしまいましたが、
茄子の場合含まれている、
ポリフェノールの一種=美肌に良いとされている
「ナスニン」と「クロロゲン酸」は水に溶けやすいため、
長時間、水に浸してアク抜きは厳禁。
また上記のように、
塩をふってアク抜きをおこなうと、
油を使って調理する場合、油の吸着が少なく済むそうです。
=ちょっとヘルシー
美肌食材の茄子、
皮を剥かずそのまま頂いて下さいね。
ちなみに今晩私は、
茄子とズッキーニでパスタにしましたよ~。
野菜の甘みがいっぱいで美味しく頂きました♡
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9月24日 ぬか漬けCafe【はじめてのぬか床WS】