野草の力~ドクダミ

私が幼い頃から、身の回りの野草を生活に取り入れていた両親。
その影響もあって、我が家もそれぞれ季節に摘んだり購入した野草(ハーブなど)を乾燥させ保存しています。
←の画像は、ドクダミ。
私にとって一番身近な野草の1つ。
私が子供の頃、母は麦茶と少量のドクダミを混ぜたお茶を作り、夏場はそれを毎日飲んでいました。
また、吹き出物ができるとドクダミの葉を揉んでそれを患部に当て、ガーゼなどで止め、そのまま一晩おいておくと吹き出物が治まります。
思春期のニキビが出来はじめた頃は、母がドクダミの葉で化粧水を作ってくれました。
そんなドクダミは漢方でもおなじみですよね。
昔、馬医が馬に飲ませると十の効果があることから、十薬と言われているそうです。
ドクダミの効果として、
・デトックス効果
・生理不順・生理痛改善
・アトピーやアレルギー・花粉症などの予防
・むくみ解消
・蓄膿症(副鼻腔炎)予防
・便秘解消
・毛細血管の強化
・冷え症の改善
・肩こりの解消
・ニキビ吹き出物対策
など沢山の効果が期待できるそう!
その他、我が家で行っているドクダミの使い道として、
鼻が弱い長男は、寒い季節になると副鼻腔炎などの炎症を起こしやすく、そんなときドクダミの葉を揉んで(乾燥したものなら一度お湯などに浸して戻すといいかも。)鼻に突っ込み15分程度そのままの状態でいる。
そうすると、鼻水がいっぱい出てきてスッキリする様子です。
*昔の人は副鼻腔炎などの症状がある時、ドクダミの葉を少し蒸してそれを揉んで、鼻に入れていたそうです。(祖母から教わりました。)
とんでもなくど田舎で育った私。私のように幼い頃から自然に親しんできた人は、今でもさまざまな野草をそれぞれの状況に合わせて使っていると思います。
野草たちのもつパワーや使い方を知っていると、いざという時とても役立ちます☆
現代の医療からすればとんでもないことをやっているのかもしれませんが、日々の暮らしでは薬などに頼らず、ある程度予防・処置することが可能です。(*大ケガや重症な病状時などは、直ちに医師の元へ行くべきです。当たり前ですが。)
薬のように使うだけでなく、料理のスパイスや薬味・味の決め手として活用できるハーブや和ハーブを自宅にちょこっと育てているだけでもかなり便利ですね☆(花と一緒に花瓶に活けるのも、部屋がほんのり香っておすすめです♪)
↑こちらは去年ドライにしたローズマリー。
料理用には、ローズマリーの他に、バジル、タイム・オレガノ・レモングラス・みかんの皮・レモンの皮など保存しています。
自分で摘んで、常備しているものを使用するだけで、何倍も料理やお菓子が美味しくなりますよ♡
それにしても、今日のタイトル健康食品の名前でありそう~(笑)
実際にあるかも。。。^^;)